森林インストラクターの活動について
平成6年に熊本県の”森林を県民みんなの手で守り育てる”を合言葉に「県民参加の森林づくり」の推進のため普及啓発活動の担い手として森林インストラクターが養成されました。
その後、この森林インストラクターは活動の場を広げるため、平成9年に「熊本県森林インストラクター会」として発足し、平成27年には「一般社団法人 熊本県森林インストラクター協会」に改称しました。令和5年まで活動を続けており26年間継続しています。
熊本県森林インストラクター協会の主たる目的は、熊本県からの要請を受け「県民参加の森づくり」を推進するために、県民の皆様と立田山(熊本市北区)、雁回山(熊本市南区)あるいは県内各地での観察会を通して樹木・草花・動物を紹介し、自然と人間との交流のサポートをしております。
皆さんが自然に親しみを持ち、おいしい空気の中で樹木や動物たちの命を感じ、ひいては自然を愛おしみ、気持ちまで穏やかになる、このような活動ができたら最高だと考えています。
また、大津の森では小さいながら、樹木の育成と山林の整備を兼ね、森づくり、物作りも実施しており、メンバーが活躍しております。
更に、森林インストラクターの養成講座も担当しており、数多くのインストラクターが誕生してきました。これらのメンバーは活動を通じて、少年・若者・高齢者など様々な参加者の皆さんと交流を図ることができ、お互いに生涯学習の一環として意義ある時間を過ごせていると感じています。
当協会の活動に興味をお持ちの方は是非、森林ガイドや観察会、インストラクター養成講座などにご参加いただき、共に楽しみましょう。ご参加を心よりお待ちします。
当協会は平成19年に「熊本県知事感謝状」平成23年に「国土緑化機構理事長感謝状」、平成28年に「肥後の水とみどりの愛護賞」を受賞しており、今後も地道な活動を続けてまいりますので、今後とも、皆様方の一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 熊本県森林インストラクター協会
代表理事 松下正次郎