創立28周年にあたって
平成6年、私達『熊本県森林インストラクター協会』は、熊本県から“森林を県民みんなの手で守り育てる「県民参加の森林づくり」推進することを目的に、その普及啓発活動の担い手として必要な人材“として養成されました。
当協会は、この森林インストラクター養成事業から、3年後の平成9年4月13日に活動の場をより広げるために熊本県森林インストラクター会として発足し、平成27年4月1日に一般社団法人 熊本県森林インストラクター協会設立へと組織拡充を図りながら、今年で28年目を迎えました。
これまでに255名の森林インストラクターが誕生し、森林環境教育や森づくり活動等の場で、森林・林業に関する知識の普及啓発や、森づくりに関する技術や技能の実践指導を実施しながら県内各地で活動してます。
特に熊本県が平成17年に導入された『水とみどりの森づくり税』を活用した県内各地における森林自然観察・体験教室や県中心部の立田山・雁回山森林ガイドにおいては、会員の実践指導等の場として、また多くの県民とのふれあい、親睦等の場として、大きく活動が広がりました。参加者には、幼少年や若者を共に多くの中高齢者等も参加され、森林や林、動植物等の自然への感謝の心を伝える生涯学習の場としても一役を担うことが出来ていると思っております。
また、平成19年に阿蘇市で開催された全国育樹祭では熊本県知事感謝状の受賞、平成23年には、奈良県で開催された全国育樹祭での国土緑化機構理事長感謝状、さらに平成28年には、肥後銀行主催の肥後の水とみどりの愛護賞を受賞しました事は、これまで弛まぬ努力と地道な森づくりに活動してきた会員の輝かしい成果だと確信しています。
令和4年(2022年)9月8日付けで、熊本県SDGs登録制度(第3期)への事業者登録されました。私達は、これからも自己啓発及び自己研鑽に取り組み、新たな「県民参加の森林づくり」に邁進していきますので、今後とも皆様方の一層の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 熊本県森林インストラクター協会
代表理事 植原清一
